図書館員@UW研修者のブログ

2017年5月~11月にワシントン大学東アジア図書館で研修していた大学図書館員の期間限定更新ブログ。大学図書館での仕事やシアトルの生活をゆるゆるお送りします。

シアトル到着まで~成田空港→シアトル・タコマ空港~

シアトル滞在日記の予定ですが、到着前のことから始まります。

なぜ到着前のことから始まるかというと、出国&入国にわずかでも不安を覚える人のためにお送りできたらなと思ったからです。と言っても単に成田で2回引っかかり、出国すらできないのでは…?と自分が思ったのでその記録も兼ねて。

 

出発は5月1日夕方、あいにくの雷雨のため、ボーディング開始が予定より15分ほど遅れていました。航空会社はデルタ航空です。

 

①出国ゲートにて

★引っかかりポイントその1

これは完全に私の落ち度ですが、普通に筆箱にハサミを入れたまま通過してしまいました…。刃渡りも6cm弱ということでもちろん没収→処分なのですが、見送りの人が来ているので渡してもよいかと尋ねると、ゲートの傍にいるならと、許可してくれました。ただし保安員の方が持ち場を離れて届けてくださったので、混雑時やすぐに渡せないような状況だと当然ダメだったろうと思います。小学生の頃から使っていた、ひらがなで苗字名前の書いてあるハサミだったので、そのまま処分されるのも複雑でとっさに申し出てしまいました…ご迷惑をおかけいたしました。

 

②出国審査

パスポートと航空券を渡しただけで特に何も言われず通過。前の組が欧米からと思われる親子で、子供が女の子4人に男の子2人の大家族。パスポートの確認時に、一人ずつお父さんが名前を呼んで並ばせていたのが微笑ましかったです。

 

③搭乗ゲート

★引っかかりポイントその2

後々調べるとSecondary Security Screening Selectionなるものがあると知ったのですが、初めての体験だったので戸惑いました。搭乗ゲートで航空券とパスポートを提示したところ、そのまま再検査ですと、係員の方に連れられ通路横に設けられた簡易検査場へ。私の前にアジア系の国からの女性1名と、直後に日本人の男性1人が案内されていました。検査員は女性の方で、手に5×5cmサイズの粘着テープのようなものを持ち、手荷物や衣類数か所にあてていました。全員共通だったと思われる流れは、①パスポート、航空券を渡す②上着、荷物をおく③靴を脱いで座る④衣類(靴下・靴含む)をテープでチェック⑤手荷物をテープでチェック(カバンの中のものもチェック。私はPC、前の方は予備の靴をチェックされてました)⑥終了でしょうか。特に連れられた理由も言われず、最後は丁寧にありがとうと挨拶され、検査自体は滞りなく終了しました。航空券を渡した際に、名前と席番号を確認の上、別紙のリストにチェックを入れていたので、何かゲートで問題があり検査対象となった訳ではなく、予めピックアップされていたように思います。とはいえ続々と他の人が搭乗する中ほぼ最後という形で席に座ることになり、入国は大丈夫なのか?という焦燥にかられました。

 

【シアトル・タコマ空港にて】

 ④入国審査

Visiter用の列は100名ほど並んでいて、30分ほど待ちました。渡したものはビザとパスポートに加え、途中でビザ申請関連書類であるDS-2019を求められました。聞かれたことは、①何をしに来たか②どのくらい滞在するのか③(DS-2019をみながら)何のポジションで働くのか④食べ物を所持しているかでした。また、審査の前には指紋を採取します。

 

⑤税関

ゲートに立っていた検査官の方に機内で記述した税関申告書を渡すと、ちらっと紙を確認はされましたが、特に問題のある記述もなかったためか、ほぼ立ち止まることなく通過しました。

ちなみにスーツケースに預け入れていたのは、クッキー5箱、茶葉5袋、ミニ羊羹4本、おせんべい1袋、らくがん1箱、ふりかけ1袋です。入国審査時は全部は挙げず、クッキーなどという答え方をしました。

 

以上のような感じで無事にアメリカの地を踏むことができました。

入国は想像以上にあっさりしてました。預けたスーツケースも、鍵はかけずにベルトを巻くだけにしたものの、特に開けられた形跡もなかったです。

 

~おまけ~

規定の重さを超えたスーツケース。取り扱い注意。

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