タコマ國語学校関連の資料を読む
朝から雨が降ったりやんだりで、なんとなくスッキリしない日。でも一日一日夏が近づいてます。
EALで取り組む活動を紹介です。
今回のプログラムの主な内容は、ワシントン大学が所蔵するコレクションの一つ、タコマ地域に第2次世界大戦期まで存在した國語学校(Tacoma Japanese Language School)に残されていた資料を整理することです。
全部で段ボール100箱程度の資料があり、一部の簡単な整理済み資料について、再度整理方法を検討したり、詳しい情報を記録していくという作業を行います。少し見せていただいた中には、学校に限定した関連資料だけでなく、日本人移民に関連する資料(入国審査証や入港記録など)も多く含まれていました。
今週は、タコマ國語学校への理解を深め、整理方法の検討に活かすため、アメリカやシアトルへの移民関連資料を読み進めています。
今読んでいるのはこの2冊。
渡米前も数冊読んでみたのですが、シアトル地域に特化した資料を5冊ピックアップしていただきました。写真で伝わるかわかりませんが、どちらも1000ページ以上あります…。久々にゆっくりと本を読む時間を得たとはいえ、情報を整理しきれるか不安です。中には図書館内でしか読めない本もあるため、業務時間中になるべく読み進められるよう頑張ります。
~おまけ~
夕方、Allen Libraryで行われたイベントに行ってきました。
これだけでも一記事書けそうですが。この春卒業の大学院生12名が、自分の卒論について3分間でプレゼンを行い、5名の教職員及び来場者の投票により最優秀プレゼンターを決定する、というイベントです。(賞金もでます!)
理系も文系も交えた多様な専門領域の研究を一度にきけ、かつ他の研究分野の人にもわかるように話すことが求められるため、話し方はもちろん、各自1枚だけ映せるスライドにも個性あふれる工夫が見られました。
自分の研究データを提示する学生も多い中、Health Servicesに所属しagingを研究している院生が、自分の祖父の写真を投影しプレゼンを行ったのが印象的でした。