図書館員@UW研修者のブログ

2017年5月~11月にワシントン大学東アジア図書館で研修していた大学図書館員の期間限定更新ブログ。大学図書館での仕事やシアトルの生活をゆるゆるお送りします。

RomanizationとWord Division

今日はシアトルも夏日でした!暑い!

キャンパスからはぼんやりとですが、Mt. レーニアもみえました。

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今週から、いよいよタコマ國語学校関連資料の整理を行います。

(以前の記事で日本語学校としていましたが、國語学校が正しい名称のようですので、遡り修正しています。)

 

まずは資料情報の記述に必要となる、日本語のローマ字化と分かちのトレーニングをしました。

日本でも目録業務でやっていることではあったのですが、採用しているルールが異なり、意外と覚えるのが大変です。

 

こちらのローマ字表記と分かちの基本はALA-LC Romanization Table

長音記号とハイフンは、一部の作業以外ではまず使わなかったので、特にハイフンの使いどころが個人的に難しいです。(ちなみに普段はヘボン式ローマ字&NII「目録情報の基準」第4版11.3に準拠してます。)

 

信越線 Shin'etsusen は わけない(一語とみなす固有名)けど

沖縄戦 Okinawa-sen は ハイフンが必要(分離する接尾語)で

浅間丸 Asama Maru は 分離する(船の名前の「丸」「号」は分離する) とか。

 

最後のはピンポイントな分離例で、ちょっと不思議。

違うルールが頭にある分、この場合はどうするんだっけ?とプチ混乱中です。

 

 今回の資料の整理では、人名・団体名などの固有名記述が多くなりそうなので、都度確認しなが進めようと思います。

 

~おまけ~

スザロ図書館とMt. レーニア

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