ユニオン・バンクに口座を開設してから受け取った小切手を入金するまで
今週のUWはSummer Quarterまでのつかの間の休講期間、ということで大学内に人はいるものの、先週までの賑やかはなく落ち着いた雰囲気です。
今日はついに5月分の手当(reimbursement)を受け取ることができました!
正確に言うと小切手をもらえたのですが。
渡米するにあたりビザとか家探しとか、色々と面倒なことはあったのですが、正直銀行周りのことが一番面倒かつ苦労したので、これを機に反省ポイントをまとめてみました。
Union Bankに口座を開設しようかな、と思っている方のご参考になれば。
さて、Union Bankは2017年6月現在日本からSocial Security Number不要で開設できる唯一のアメリカ銀行口座ということで、私のような仕事での短期滞在者の場合、日本から開設してから渡米する、という方も多いのではないかと思います。しかも日本語サポートがあるのが心強い!というのもありますし。
既に色々な方がブログに開設方法などを書かれているので細かいことは割愛しますが、ざっくりとした開設前後のステップと、注意を記載しておきます。
①三菱東京UFJ銀行口座開設&郵送申込み
②口座番号と初回送金通知書が送られてくる
③Union Bank口座に入金(開設60日以内に!)
④Union Bankから送付される使用マニュアル一式、キャッシュカード、キャッシュカードのPINコードを受け取る(それぞれ別々に来る。普通にポストに投函されてる。)
~↑ここまでは日本で手続きが必要~
⑤オンライン・バンキング登録をする
⑥デビッド・カードを申し込む&受け取る(推奨。必須ではない。)
~↑ここまでは日本でやることをおすすめ!~
⑦キャッシュカードまたはデビッドカードを使用できるか確認
⑧登録住所をアメリカの住所に変更する(必要があれば電話番号も)
⑨小切手の発行が必要な場合はチェックブック購入 or Online Bill Payを利用
⑩小切手を換金したい場合はオンライン・バンキング利用 or 窓口へ
★注意その1
絶対に渡米1か月以上前に申込書を送付したほうがよいと思います。
これは単なる反省ですが、私は4週間前きってから申し込んでオンライン・バンキングの登録までを終らせて渡米したのですが、成田空港へ向かう特急列車の中からカスタマーサービスに電話したりするというぎりぎり具合だったので…逆によく色々間に合ったなぁと思います。本当に。
★注意その2
(少なくともシアトルには)支店&ATMが少ない!
地元の方も「Union Bank?きいたことないけど…」みたいな反応をするくらいマイナー銀行扱い(←ごめんなさい)です。
UW近辺にはもちろんなく、ダウンタウンにでるか、ちょっと郊外のほうに行く必要があります。
今回日本の銀行で外貨預金口座を開設していたり、J-1ビザで渡米してSSNをもらえたりしたので、急ぎでなければこっちで使いやすい銀行口座を開設するのもありかも…と今振り返ると思ったりします。
U.S. Bank, Bank of America, Wellls Fargo, Chaseあたりは学内にATMがありますし、支店も多いです。
デビットカードも作れば現金を引き出したりすることもほとんどないので、特に窓口に行く用事がなければ、銀行やATMが近くにあるか否かはさして気にならないと思います。
★注意その3
米国内から日本語コールセンターに驚くほど繋がらない。
これはですね、本当にびっくりします。アメリカ番号の携帯/固定電話いずれからかけてもダメです。私に何か非があるのかもしれないのですが、一応体験談として載せてみます。
多分Union Bankを選ぶ方は、アメリカ国内から日本語サポートが受けられることを一つのメリットとして開設を選択する思うのですが、電話が繋がらなければサポートが受けられないので、英語が不安な方はなるべく日本で諸々の手続きを終わらせてからの渡米したほうがよいです。
日本→日本語コールセンター または 米国→米国コールセンター は比較的繋がりやすいです。
以下は体験談です。
そもそも何故か米国内からかけられる日本語コールセンターの電話番号が複数あります。
①1-877-286-3086
渡米してからUnion Bankの窓口で直接教えてもらった日本語サポートの電話番号。
しかしサービス時間中の様々な日時に何度かけてみても音楽とアナウンスが流れるだけでさっぱり繋がらず。
②1-877-479-5237
ホームページ記載の米国内日本語サポートの電話番号。状況は上に同じく。
最終的に米国コールセンターを経由してつないでもらった日本人オペレーターの方に教えてもらった番号は①の方でした。でもやっぱり後日かけてみても繋がらず。
ちなみに上記の日本語オペレーターに辿り着くまでに、
米国コールセンターにかけて米国オペレーターに対応してもらう→途中日本語がわかる人が間に入ってくれる→日本語オペレーターの人の手が空いたので代わってもらう という流れとなり、途中でもう英語でいいですと言いたくなったのですが、もう少しで代われるからね!と親切にしていただき、最終的に全ての手続きが終わったころには通話時間65分とかになってて、こちらで通話し放題の携帯プランに加入しておいて良かったと心底思いました。
結局、次に電話するときからはおとなしく米国コールセンターにかけて英語でやりとりしました。これが一番早いし楽です。本当に…。
★注意その4
小切手が大量に必要なければオンライン・バンキングから「Bill Pay」を利用する。
小切手関連は日本では馴染みがなく、戸惑う方も多いと思います。
家賃や光熱費などの支払いのために小切手が必要な場合、大量に使うのであればチェック・ブック(小切手帳)を購入するのが一般的かなと思います。
窓口でも買えますし、オンライン・バンキングから申し込むとデザインを色々と選べたりします。ただ、これらは数十枚綴りな上にそれなりに値段もするので、そんなに大量に発行しないという方は、オンライン・バンキングから「Bill Pay」を使用するのをおすすめします。
これは窓口では「Online Check」という言い方をしてもらったのですが、簡単に言うと「特定の相手へ発行したい小切手の注文をオンラインで行い、注文した小切手が相手へ直接郵送される」というサービス(無料)です。
このサービスを利用する場合、自分がオンライン・バンキングの登録をしていることと、相手の住所とBank Account(アメリカ国内の銀行であればUnion Bank以外でも可のよう)の登録が必要です。小切手が相手に到着する日を指定できるのですが、郵便事情もあり必ずしも指定日に届くとは限らないという点だけご注意を。
★注意その5
給与などでもらった小切手を自分の口座に入れたい場合は、金額と方法に注意!
これは今日の話です。まず、小切手を口座に入金する方法は窓口とオンライン・バンキングの2通りあります。上述のようにUnion Bankは支店が少ないので、オンライン・バンキング(Deposit a check)を利用しようと思ったのですが、オンラインではDepositの上限があり、一回あたり1,500ドルまでしかできません。今回いただいた手当はそれを上回る額の小切手だったため、窓口で直接手続きを行いました。
ちなみになのですが、オンライン・バンキングはアプリ版とWebブラウザ版では、利用できるサービスが異なります。Deposit a checkは、アプリ版でないとできないようです。
ということで長々としましたが…
これで明日無事に入金が確認できれば一安心です。
今ドル建ての預金が100ドルきってるので…本当は給与は今月頭にもらえるはずだったのですが、こちらも色々とトラブル?があり今日に至ったのでした。
~おまけ~
今日のお昼はEALとSpecial Collection、International Studiesの皆さんとの持ち寄りランチ(Distinctive Collections Potluck)でした!デザートもたくさん