図書館員@UW研修中のブログ

日本の私立大学図書館員@ワシントン大学東アジア図書館研修中の期間限定更新ブログ。大学図書館での仕事やシアトルの生活をゆるゆるお送りします。

ワシントン大学タコマキャンパス訪問の話

朝家を出ると吐く息が白くなります。寒いです…。

 

ワシントン大学にはキャンパスが3つあります。

一番学生数が多い(メイン)キャンパスは私も通勤しているシアトルキャンパス。そのほかに、シアトルの南側にタコマキャンパス、北側にボセロキャンパスがあり、それぞれのキャンパスごとに学部生~院生が過ごしています。

 

今回タコマキャンパスを訪れたのは、今ワシントン大学で整理しているアーカイブ資料が、タコマの地に深いかかわりがあるからです。というのも、そもそもはタコマの地にあったタコマ日本人會関係の資料をシアトルキャンパスに移動し、スペシャルコレクションとして管理、そして現在整理をしています。

 

シアトルといえば日本人の誰もが知っているような大きな都市ですが、かつて日本人が入植を始めた当初、ワシントン州と日本を結ぶ港町は、シアトルではなくタコマにありました。ワシントン州の日本領事館も、当初はタコマにあり、日本とシアトルを結ぶ航路が開拓され領事館がシアトルへと移るまではまさにワシントン州最大の港町なのでした。

シアトルのダウンタウンに負けず劣らずの坂の街です。

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現在タコマキャンパスでは、かつて日本人が住んでいた歴史を残すためのプロジェクトに取り組んでおり、例えばその一つに元タコマ國語学校の生徒だった人たちから歴史を伝えきき保存する、Oral history projectがあります。

今整理している資料にもタコマ日本人會で管理していたタコマ國語学校の資料が多く含まれており

、今回タコマキャンパスで上記の日本人(日系人)関係のプロジェクトに携わるライブラリアン、教員の方々とともに、タコマにかつてあった日本人街の名残(建造物、記念碑)を巡りました。

他にもタコマでJapanese Americanに関する記事を書かれているライターの方ともご一緒したのですが、「Tacoma Japantown Walking Map」というアプリケーションを作成された方で、こちらの地図にタコマにある日系人関連の地を知ることができます。

 

巡る、といっても実はタコマキャンパス自体が、かつての日本人街の名残の一部でもあり、キャンパス内に、かつてこの地にあったタコマ國語学校の記念碑、そして日本人街があった当時からの建物が校舎として改装され、残っているものもあります。

タコマキャンパスがあるこの一帯は、太平洋戦争にともなう日本人の強制収容時に、一度日本人街は消え、その後何十年もそのまま放置された建物もあり、大学でこの地を再興するまでは荒れていたエリアでもあったそうです。

 

さてさてキャンパスですが…

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シアトルキャンパスにもあるWマーク。そんなに大きくないキャンパスなので、目立ちます。

 

キャンパスのメインストリート沿い。

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訪問した日は9月27日だったのですが、ちょうど秋学期が始まった直後でイベントもやっていたりと賑やかでした。そしてこの日はちょうどタコマキャンパス設立20年!という記念すべき日でもありました。

 

キャンパスがあった地はかつて電車も走っていた、ということで線路もそのまま保存されています。そしてその傍らにある國語学校(日本語学校)記念碑。

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ちなみに上の写真右は「Maru」という作品です。

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ちなみに今回タコマの図書館はゆっくり見ることはできなかったのですが、図書館があった場所はかつての駅の電気室だったそうです。

 

現在はArt Studioとして使用されている旧Japanese American Methodist Episcopal Church。

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キャンパスから坂上に向かうと、かつての日本人街のマーケットストリートがあります。今は住宅街?という雰囲気です。

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訪問した場所の中では、こちらのTacoma Buddhist Templeをじっくりと見学させていただきました。

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こちらの建物は1931年に、当時の日本人コミュニティの寄付により建設されたそうです。

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ステンドグラスが蓮の花だったりミニ梵鐘があったりと、所々に和を感じます。日曜学校があったり、図書室があったりと、昔も今もコミュニティの集い場として機能しています。

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タコマは一人でも行こうかなぁと思っていたところに、このように色々話を聞きながら訪問できる機会をいただけたので、とても貴重な経験でした。

まだ資料の整理が終わらないので残りの期間も頑張ります…!

 

~おまけ~

図書館横のカフェには何故かやたら自転車が飾られてました…理由はわからず…。

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図書館紹介~ワシントン大学東アジア図書館(East Asia Library)編~

10月ですね!今月でシアトル生活は終了ということであっという間の日々…。

そして今更ながらお世話になっているワシントン大学東アジア図書館の紹介です。まだ紹介してなかったという事実が信じられず5回くらい過去の記事見返したりしちゃいました…。

 

さて、ワシントン大学東アジア図書館(East Asia Library)は、その名の通りワシントン大学の中でも東アジア地域(日中韓)の資料を中心に収集している図書館です。基本的に日本語・中国語・韓国語の資料はこちらに収集されます。

 

場所はワシントン大学のメインライブラリーでもあるスザロ図書館の隣、Gowen Hall内にあります。

図書館の入り口は建物3階にあり、1~3階(5層)部分が図書館にあたります。新学期が始まったこの時期、新入生向けに建物の外に目印となる看板も出しています。

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 3階から館内に入ると、Welcomeボードが出迎えてくれます。

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授業が始まった先週から館内案内とちょっとしたお菓子に図書館グッズも置いていました。

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先程見たらもうグッズとお菓子はなくなってましたが…。

 

3階にはインフォメーションデスクと事務室、資料は新聞、雑誌、レファレンスブックがあります。

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インフォメーションデスクにはCirculatonのスタッフの方はもちろん、Subject Librarianの方、テクニカルの方も全員交代でデスクに入るのがこちらの東アジア図書館の特徴です。テクニカル部門のスタッフもカウンターに入るというのは、この規模のスタッフ数くらいになると聞いたことがなかったので、負担も大きそうですがすごい取り組みだと思いました…。毎週水曜日の1時~2時の間は日本語ができる職員が入っています。

 

PCエリアにあるスキャナー。(他にも別の機種が数台あります。)東アジア図書館だけでなく、他の図書館もスキャナーがリニューアルされました。スキャン後の画像をトリミングしたり結合できたりして便利です。

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3階の様子。各レファレンス書架の間に閲覧席があります。

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購読中の日本語新聞(紙)のラインナップは、日本経済新聞日本教育新聞、赤旗、統一日報という(5大紙がないという)日本の図書館では絶対見ないような組み合わせなのが面白いなと思いました。赤旗共産党研究をしている先生がいらっしゃるそうです。5大紙はデータベースでも見られるので紙を購入する必要がなかったりしますが、特定分野の新聞はデータベースがなく、直接紙を購入せざるを得ないそうです。また、北米報知というシアトルで発行している歴史ある日本語新聞も購読しています。

 

ここから先が事務室です。

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右手にある低書架は日本語の多読用資料で、漫画や絵本などが置いてあります。毎週金曜日には多読クラブも開催されます。

 

新着図書棚。言語別に紹介されています。

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館内の階段で1層下(2M)に降りると、Visiting用の事務室とKorean cornerにセミナールームがあります。ちなみに私の事務室はこのフロアです。

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セミナールームは授業の発表や、図書館のイベントで使われたりしていますが、特に何も予定がない時間帯は自由に使用できます。

 

更に下の階には貸出可の開架書架があります。北米で10本指に入る蔵書規模とのことで、資料点数としては点数が多い順に中国語(日本語資料の2倍)、日本語、韓国語という量になります。

書架はLC分類に基づき配架されていますので、主題別にわかれています。

ちなみにPN6790には漫画があるので、勉強・研究に行き詰まったら手にとって息抜きに。中々読み応えのあるラインナップだと思います。

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東アジア図書館の蔵書は、このGowen Hallの他、私が以前いた事務室があったKane Hall(OUGL)の地下の保存書庫にもあります。

こちらはリクエストを受けてスタッフが取りに行く方式なので、利用を希望する場合はオンラインから申請します。

 

東アジア図書館の組織構成を少しご紹介すると、基本的に日中韓の言語ごとにSubject LibrarianやCataloger、Specialist(言語によっていないポジションあり)にアルバイトの学生がいます。2017年10月1日現在、4名の方がJapan Studies(日本語ができる)に関連しています。

 

夏の期間は休暇と暑さもあり全然人を見かけない日もありましたが、さすがに学期が始まり、席がよく埋まっている光景を見かけるようになりました。9月には新入生や留学生向けの東アジア図書館の館内案内にも同行させていただく中で、日本からの交換留学生の方も多く見かけ、是非東アジア図書館をこれからどんどん活用してもらいたいなと思いました!図書館でお待ちしてます!

 

~おまけ~

ベルタウンのOlympic Scalupture Parkにはシカゴも見た屋外彫像『フラミンゴ』の作者と同じアレクサンダー・カルダーの作品が。こちらの作品名は『Eagle』。

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他にも不思議なパブリック・アートが点在しています。

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新学期始まります

9月はあっという間でしたね!

明日からワシントン大学も新学期開始ということで、昨日一昨日はキャンパスも様々なイベントで賑やかでした。

特に昨日は図書館すぐ横の広場で屋外ライブが開催されていて、振動が事務室まで伝わるほどでした。移動販売車も来ていてまさにお祭り!という雰囲気。

 

図書館でも各館で館内ツアーをやっていたり、ダンスパーティーやこんなイベントも開催されました。

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3人一組でクイズに答えながら図書館について学べるというイベント。さすがアメリカのホグワーツと呼ばれる図書館(スザロ図書館)。職員の方もローブを着てお出迎えしてました。学生だったら是非とも参加したかった…。

これから開催されるイベントもまだあるようなので、気になる方はUW Librariesのイベントページを要チェックです!

http://www.lib.washington.edu/

 

全然関係ない話ですが、今月になってワシントン大学蔵書検索画面のインターフェースが変わり、ちょっとした話題になっています。

バグもありまだまだ改良中のようですが、検索画面に各図書館の情報を載せていたりするのが新鮮な感じです。変更された点は多々あり全然検索慣れしていないのですが、本取寄せのリクエストボタンがログインしないと表示されないというのが今までと勝手が違ってはじめはわかりませんでした…。

 

今月は一記事が長すぎて筆が進まないという典型的なブログが続かない現象に陥っているので、あえて短めで終えてみます。

夏も終わったし研修も残り1か月となり、ちょっと寂しい気分です。

 

~おまけ~

Odegaard Undergraduate Libraryでデザインされた缶バッジ。かわいい!

東アジア図書館でも館内ツアーや説明会後に配ってました。ブックトラックのデザインはちょっとマニア向けな気がします。

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ベインブリッジ島観光の話

ちょっとどころかだいぶ前回から間が空いてしまいましたが、その間にシアトルも夏が終わり秋となりました…。

昨日今日は突然の雷雨で、その影響か大学前の交差点の信号が機能しなくなってました…車も人も様子を見ながら渡るという…

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長袖どころかヒートテックも必要となりそうな季節にはなりましたが、暑さが名残惜しいので夏らしい?さわやかな景色をご紹介です。

日本に戻る前に是非もう1回行きたい!と思った素敵な島、ベインブリッジ島です。

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実は行ったのは8月なのですが、シアトル滞在中にもう1回行くかも?と記事を出し惜しみしてたのでした。(結局忘れないうちにあげることにしました…。)

こちらの島はシアトルのすぐ西側に位置しており、エリオット湾上をフェリーで35分ほどで到着します。フェリーに乗らずとも、ダウンタウン側からよく見えます。

島の人口は2010年時点で2万3千人強。シアトル市内へ通勤できる距離なので、フェリーダウンタウンと島間のフェリーは本数も多く、キャパシティも想像以上に大きかったです。

 

フェリー乗り場はダウンタウンのColman Dockと呼ばれるターミナル。

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写真中央右の時計は、かつてターミナルのシンボルだったColman Dock Towerの時計だそう。

 

フェリーから見たシアトル・ダウンタウン

ちょうど訪問の前後の週は山火事の影響で、霞んだ日が多かったのですが、この日は霞も少なくシアトルの街並みが綺麗に見えます。

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夜景も綺麗だそうなので、夜にも一度渡ってみたいですね。

 

今回のベインブリッジ島訪問の目的地の一つはこちら、Bainbridge Island Historical Museum(ベインブリッジ島歴史博物館)。ここは仕事の関係で一度訪れておきたかった場所なのでした。(こちらを含め、主な観光スポットは船を降りて徒歩ですぐにある目抜き通り沿いに位置しています。)

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ベインブリッジ島はその歴史を語る上で、日系人の存在が欠かすことのできない地です。シアトル出身、ワシントン大学を卒業した作家デビッド・ガーターソンの代表作『ヒマラヤ杉に降る雪』(Snow Falling on Cedars)はこの島が舞台となり、戦後この島で起きたとある事件から露になる日系人を取り巻く環境が描写されています。スコット・ヒックス監督によって1999年に映画化もされていて、個人的には最後5分間の映像と音楽が深く印象に残っている作品です。

この地に日本人が入植したのは(記録されたのは)1882年。博物館は決して大きくはありませんが、第二次世界大戦中、大統領令9066号を受けて強制立ち退きを余儀なくされた日系人の最初の集団がこの島の人々であったことは、展示でも大きく取り上げられています。

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 博物館訪問後は市街散策。

ベインブリッジ島になぜもう一度行きたいと思ったかというと、ダウンタウンから近いのにリゾート感満載かつ好みのクラフト雑貨店が多い!というのが理由です。

どこも外れがなく、個性豊かな作品を見たい!買いたい!という方にお勧めしたいです。

とはいえ私は絶対もう一回行こうと思って今回は特に何も買っておらず…。しかも店名も特に控えたりしてないんで紹介も何もできないという…とにかくだまされたと思ってメインストリートを歩いていただければ…。

 

 飲食店は2か所行ってみました。

一件目はHarbour Public House。ビールとアメリカ料理が楽しめるレストランです。

 

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こちらでのお目当てBainbridge Island Brewingが提供するクラフトビール。 お店はテラスもあり、海を眺めながら食事ができるのが気持ちよさそうでした。

 

 このお店に行くのに少しだけ湾沿いの散策路を歩くのですが、石像アートが出迎えてくれます。

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 もう1件は夏らしくソフトクリーム店、MORA。

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気温が30度近い日に訪れたら20mほど?のラインができるほどの大盛況でした。回転は速いので20分ほどでレジまで進めました。Webサイトにも紹介されていますが、種類豊富でシーズンならではのフレーバーが多く揃っています。

列に並ぶ間に時間もあったのに結局ぎりぎりまで迷ってイタリアンチョコレート(クルミ入り)と、Tango Sorbetというオレンジベースのクリームに、刻まれたチョコレートが入っているちょっとさっぱりとしたアイスの組み合わせを選んでみました。この時期はベリー系(ラズベリーブラックベリー等)やスイカ、メロン、そしてラベンダーといったこの地域ならではのフレーバーもありました。

 

 シアトルは特にダウンタウンの辺りは坂も人も多く賑やかですが、その喧騒から離れ、のんびりとしたした休日を楽しみたい、という場合に、ちょっとした小旅行気分が味わえる島なのでした。 

Ask us!

久々のワシントン大学東アジア図書館での仕事紹介です!

ここしばらく東海岸の話をしていましが、ちゃんと大学@シアトルで働いてますよ。

 

今日はJapanese Subject Librarianの仕事の一つである、オンラインレファレンス質問の回答プロセスをのぞかせていただきました。

 

アメリカの大学図書館のWebsiteをみるとよく目にするこちらの文言。

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ライブラリアンへ直接「相談」ができる"ask us!"の裏側をご紹介です。

 

ワシントン大学の図書館では、ライブラリアンへの相談を以下の方法で受け付けています。

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チャット、メールフォーム、対面、電話の4種類ですね。

ところで「相談」と強調したのは、この窓口は図書館に関する単なる問い合わせ(利用案内)の窓口ではなく、レファレンスサービスを受けられる窓口だからです。特定の主題に関する事項や調べ方自体のスペシャリストであるライブラリアンと直接コンタクトをとれます。

 

 メールフォーム、対面、電話は日本でも取り組んでいるところがほとんどかと思いますが、チャットはあまり馴染みがないかと思います。

文字通り、リアルタイムでライブラリアンとチャット(オンライン上で文字のやり取り)ができます。

ワシントン大学では24時間365日サービスが行われており、基本的には平日朝9時から夕方5時まではワシントン大学のスザロ図書館やオデガード図書館のライブラリアンが常時2~3人態勢で質問を受け付け、他の時間帯はInformation Schoolの院生が対応してるようです。

チャットの話は他の大学図書館を見学した際にも耳にしたのですが、何が大変かというと、何時くるかわからない質問に常時構えてないといけない、ということです。

 状況としては、レファレンスデスクで利用者が来るのを待っているのと変わらないようにも思います。が、デスクで質問を"受けられる体制"になっているのとは違い、他の業務の合間にチャットが始まり作業を中断する必要があったり、反対にチャット中に事務室に訪問者が来たり。また、世界中の誰もが質問できる、ということで、必ずしも本来の回答対象ではない質問も、デスク以上に受けることになります。

ワシントン大学の場合、東アジア図書館のライブラリアンは直接常時待機しているわけではなく、メールフォームやチャットでの質問の中で東アジア研究に関係するものが割り振られ(転送され)、それに対し回答をしているそうです。

 

ちなみにチャットやメールフォームの管理に使用しているサービスはOCLC提供のQuestionPointです。過去のチャットやメールフォームへの回答履歴も残せます。

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今回Japanese Studies Librarianの田中あずささんの元に来たのはメールレファレンスで、文献調査に関する質問でした。 

 

院生の学生で、J-Stageというデータベースで論文を探し読もうと思ったところ、中身が日本語で読めず、英語のものはないかという質問。日本の論文によくある、タイトルと要旨は英語があるから見てみようと思ったら中身はがっつり日本語だったという悲しいパターンですね…。

 

さて調査したところ、論文の執筆者である3人のうち1人の方が、同英語タイトルでアメリカの学会で発表した会議資料がありました。残念ながらワシントン大学では該当の資料が(電子を含め)なく、中身までは確認できませんでしたが、学生への回答としては、該当部分の学外からのILL(複写取り寄せ)を案内する、ということで終了しました。(国際会議のようなのでおそらく英語でしょう。)

 

ワシントン大学では複写の取り寄せは基本的に無料、PDF送信、(早ければ)即日入手可ということで、研究者としては何ともありがたい環境です。更に、ILLは学外だけではなくキャンパス内の図書館に実はある資料も、申し込めばPDFで送ってもらえるということで、図書館にわざわざ行く必要のない便利なシステムだなと心底思いました…。日本だと著作権絡みでPDF送信は易々とはできないため羨ましい限りです。

 

田中さんにこれらオンラインレファレンスの利用状況を伺ったところ、メールフォームの利用は(ワシントン大学図書館全体で)毎日何かしらはあるそうです。チャットは東アジア図書館に振られるものは学期中でも2週間に1回程度、学内者よりも学外者(州外、国外も!)からの問い合わせが多いそう。

というのも、学内者の場合は(特にJapanese Studies所属者は)田中さんをご存知のため、ほとんどの場合、ダイレクトに相談を行います。そのような方法が取れない、あるいは他の方法を知らない利用者が、このAsk us!経由で問い合わせるようです。

 

ちなみに東アジア図書館に割り振られる質問ですが、明らかに日本関連の質問であるとわかれば直接田中さんに来ることもありますし、漠然と東アジア図書館宛に割り振られたものは、更に誰が答えるかを東アジア図書館内のサブジェクトライブラリアン間で決定するそうです。中には東アジア図書館に回ってきたものの、確認すると他の図書館のライブラリアンが専門とする主題だったという場合もあります。(例えばJapanese American関係はJapanese Studiesではなく、他に専門のライブラリアンがいます。)

 

最後に。数年前まではレファレンス担当だったので、このようなオンラインレファレンスへの回答も行っていたのですが…

オンラインレファレンスは利用者が何をどこまで求めているか直接聞きだせない分、対面以上に時間がかかることがほとんどで、今回のように比較的すんなり?回答できることは少なかったなぁと過去苦労した質問たちが唐突に思い出されました。単に自分が未熟なだけではありますが…。文面で書かれた質問の意図を汲むのも意外と難しいですし、それに対して更に文面で答えるのは何度やっても慣れません。文章構成力を磨きたいものです。

と、こんな感じで過去のことを思い返しつつ、自分の大学でのオンラインレファレンスと共通する傾向を発見したり、どのように答えたどり着き回答するのかという田中さんのプロセスを見られたりして、非常に勉強になった時間でした!

 

~おまけ~

近所を散歩中に発見したミニ図書館。こういうの好きです。

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図書館紹介~ハーバード大学Law School Library編~

今度こそ東海岸図書館紹介は最後、ハーバード大学Law School Libraryをご紹介します。ハーバード大学ではもう一か所、Fine Arts Libraryも回ったのですが、写真は撮らなかったため簡単な紹介に留めたいと思います。

この2箇所は当初訪問の予定はなかったのですが、Harvard Yenching LibraryのSharonさんに両図書館の方々をご紹介いただき、急遽ご案内いただけることとなりました。

Law School LibraryではLibrarian for Japanese Lawの本宿マリ子様、Fine Arts LibraryではAsian Art BibliographerのNanni Deng様にご案内いただきました。

 

図書館があるLaw Schoolの校舎はこちら、Langdell Hall。他にもいくつか校舎はあるようです。

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今年はなんとLaw School200周年の年!歴史がとんでもなく長いですね。

 

Law Shool Libraryは、蔵書数はワイドナー図書館に次ぎハーバード大学内で2番目の多さを誇る図書館です。建物の中央から入ると法律家でありハーバード大学教授でもあったJoseph Storyが迎えてくれます。像の制作者は息子であるWilliam Wetmore Story。

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 入館した正面にはCirculation Deskがあり、左手にはちょっとした新聞や雑誌も置いてあるラウンジがあります。ここまでは誰でも利用可能です。f:id:seattle2017:20170830022720j:plain

入館して右手のセキュリティゲートを抜けると、書架のあるエリアに入れます。

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このフロアは2階にあたるのですが、雑誌、レビュー誌が並ぶ書架を抜けると、PCが設置された教室とマイクロ室があります。

マイクロ室は最近改装したそうで、小休憩できる家具が設置されていました。ついついくつろぎたくなるソファー。

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一つ上のフロアへ上がって3階へ。

館内を回っていると、ちょうどユニークなものを設置している場面に遭遇。

Private Talking Spacesです。

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電話ボックスのようなこちらの小部屋は、人二人が隣り合わせで座れるようになっており、その名の通り、館内でプライバシーを配慮した上で会話や電話ができるよう考案されたものです。これはハーバード大学Library Innovation Labという部門が考案したもので、他にも様々なスケッチ(と呼ばれるプロジェクト)を通じ、図書館での新たな試みを行っています。↓参考にしたい取り組みもたくさんあります。

lil.law.harvard.edu

こちらの書棚にあるのも、Library Innovation Labのプロジェクトの元、取り組まれていることに関連する資料。プロジェクト名はCaselaw Access Projectです。

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州の裁判所による判決は本来パブリックに公開されており、誰もが見る権利を有していますが、裁判所が公式に発行する判例集自体は、オンラインでのアクセスが行えるようにはなっていません。この判例集をデジタル化し、オープンアクセスを可能にしよう、という取り組みがこのプロジェクトで、上の写真はデジタル化が終了して外部書庫に送られるのを待っている判例集たちです。本は背を切られ、ページが1枚づつスキャンされます。それが終了すると、一冊一冊が専用の機械で保存のためパッケージに入れられ、上記のよう積まれています。

デジタル化を担当している方に少しお話を伺えたのですが、とにかく量が膨大で、デジタル化するスピードも早い!ということがよくわかりました。スキャンしたページ数は2016年だけでも25,000,000ページ以上。これは一週間辺りにすると45,000~50,000ページ、働いているスタッフ数を鑑みると一人1日9,000ページ、1時間で80ページ以上を処理している計算だそう。(←ちょっと聞き取りに自信がないので違っていたらすみません…)もうすぐウェブで公開されます!

 

 4階にはアメリカ各法を扱う書架が並ぶReading Roomがあります。

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館内は15年ほど前に改装されたそうなのですが、それまでこのフロアの書架は窓際に設置されており、日光を遮り少し暗い雰囲気だったそうです。今は明るく開放的な雰囲気です。

 

こちらも4階にあるCasperson Room。法学図書館としてもそうですが、法学に関するものとしては世界最大級というアートコレクションの一部を見ることができます。展示や講演などにも使用されており、展示前にはこちらでレセプションを行ったりもするそうです。

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4階から隣の建物へ向かう渡り廊下には、巨大クッションの数々。かなり使い込まれているようで結構へこんでるのも多いです。Law Schoolの学生も(むしろだからこそ?)癒しと休息を必要としてるんですね…。

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廊下を抜けるとInternational Legal Studies(ILS)の資料が並ぶ建物へ。日本法も含め、外国法もまとめてこちらに配架されています。

ILSではLC分類の他、今でも一部独自の分類であるMoody classification systemが使用されており、過去分に関しても、その分類に基づき請求記号が付与された本が並ぶ棚もあります。

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最後に、Fine Arts Libraryのことも少しだけ。

特に東アジアの美術関連資料を収集している図書館としては、北アメリカ最大級というこちらの図書館。(建物に入って右手に入館ゲートがあります。)

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そもそも東アジア関連資料を美術専門図書館として収集している大学は、北アメリカだとハーバードとプリンストン大学くらいしかないそうです。多くの場合は、東アジア図書館がコレクションの一部として所有しているそう。

こちらで紹介いただいた中で特徴的だったコレクションが、East Asian Painting Scrolls。300を超える日本と中国の巻物資料です。といってもFine Arts Libraryで保管しているのはすべてレプリカで、Art Schoolの授業で活用できるよう収集され、実際に学生が直接見たり触れたりできるようになっています。ハーバード大学の美術館に本物が所蔵されているものもあります。

 

本宿様とNanni様には、突然にもかかわらず時間を割いてご案内いただき、ボストンでは予定以上の、充実した図書館訪問を行うことができました。ハーバード大学では間もなく新学期を迎えるという時期で、学内にはオリエンテーション中の新入生の姿も目にしました。お忙しかったであろう時期に、本当にありがとうございました。

ボストン行自体は、実は出発直前までなかなか決まらず、旅程としては行き当たりばったり感も若干否めなかったのですが、思い切って訪問を決めてよかったです。唯一の心残りはボストン美術館に行けなかったことなので、また何かの機会に訪れたいものです。

 

これにて東海岸の図書館紹介は終わりとして、また次からはシアトルでの日常生活編をお送りしたいと思います~

 

~おまけ~

ハーバード大学ではハーバードクリムゾン(大学のスポーツチーム)のマスコットキャラクターがジョン・ハーバード(人)だということはわかったのですが、立ち寄ったCOOPやBookStoreではちょっと視界に入るところにはなかったので、代わりにボストンの鴨をお送りします。

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図書館紹介~ハーバード大学Harvard-Yenching Library編~

東海岸図書館巡りもいよいよ最後、ボストンのハーバード大学をご紹介です。

言わずと知れたアメリカで最も歴史のある高等教育機関です。 

 

まずはキャンパス内の様子を少し。

大学の名称の由来にもなっているジョン・ハーバード像。触ると幸運が訪れるという靴先を撫でる&写真を撮るため、像には観光客の列ができてます。

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今回は訪問しなかったHarry Elkins Widener Memorial Library(ワイドナー記念図書館)。ハーバード大学の図書館数はなんと73館、蔵書数は約2040万冊(大学HPによると)と大学としては世界最大規模を誇り、それらの図書館機能の中枢を担っているのが、メインライブラリーであるこの図書館です。

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センタープラザに面するScience Center内には、2016-2017年にかけて改装されたばかりのGodfrey Lowell Cabot Science Libraryがあります。図書館の利用は学内者のみとなりますが、センター自体は誰でも利用できるので、同じ時期に改装されたCafeで一息つけたりします。

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さて、ハーバード大学では東アジア図書館であるHarvard-Yenching Libraryの他、Harvard Law School LibraryとFine Arts Library の見学をしました。

 

まず訪れたのはHarvard-Yenching Library。

訪問日程が悪くJapanese Bibliographerの方にはお会いできなかったのですが、Librarian for Public Services and E-Resources担当のSharon Li-Shiuan Yang様に館内を案内いただいた他、日本語担当のテクニカル部門(カタログ、発注、受入担当)の皆さまにも面会させていただきました。なお館内の撮影は基本NGのところ、許可をいただき少しだけ撮影させていただきました。 

 

East Asian Languages and Civilizations部門が入るこちらの建物の1階に、Harvard-Yenching Libraryの入り口があります。この建物、昔は地理学の部門が使用していたそうで、館内の階段に地球のマーク?が掘ってあるという名残があったりしました。

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入館すると正面には、レファレンスブックと新着雑誌が壁に沿うように配架されているReading Roomがあります。 

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入館した右手には、サーキュレーションリザーブ、そしてレファレンスデスクがあります。レファレンスデスクは平日の午後、各言語のBibliogpherが日替わりで担当しています。

 

DVDが並ぶ廊下を抜けると、マイクロ資料室と地下1~3階からなる書庫があります。

マイクロ資料は他では中々見なかった量で、特に日中韓の新聞資料について、マイクロで所蔵しているものが多くあります。なおこちらの図書館では日中韓以外にベトナム言語の資料も所蔵しているのですが、ベトナムの新聞はマイクロのものがなく、原紙ままで保管をしているそうです。

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書庫では、日中韓それにベトナム語、西洋言語(東アジア研究を扱う洋書。本来はMain Libraryが収集する対象だが基本的な本は購入しているそう)と、言語ごとに本は配架されています。日本語資料は1階の一部から2~3階部分に配架されています。

Sharonさん曰く、日本語資料は大きさが小さいものがそれなりにあり、書棚数が他より増やして配架できるとのこと。(下の写真の箇所は9段分、書棚の上にまで配架されています!)

Harvard-Yenchingのコレクションとしては、日本語資料は約90%、中国語資料は約60%が図書館にあり、残りがHarvard Depository(外部書庫)に送られているとのことです。(韓国語とベトナム語はちょっとわかりませんが…)

また、書架と書架の間には本をリザーブして置けるキャレルがあります。特に院生の利用が多いそうです。

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本の分類方法は、今はLC分類を採用していますが、1996年まではHarvard–Yenching Classificationを採用していました。今まで回ってきた他の東アジア図書館も、今でこそLC分類を採用していますが、以前はこちらの分類だったという図書館も多かったです。名前の通り、Harvard-Yenching Libraryから広がった分類システムで、LC分類では適切な主題がなかったり、大きな括りになってしまう東アジア地域の分類をより細かに行うことができました。

 

地下の自動書庫には中国書が配架されていますが、棚と棚の間に覗く壁際の書架もそのまま活かされ、本がぎっしりと配架されています。

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地下には書庫の他、事務室もあります。下の写真は整備済みの新着図書ですが、書架には配架されずに外部書庫に行く本たちです。ブックトラック以外にも、送付されるのを待つ箱々がバックヤードに積まれていました。外部書庫の本は取り寄せももちろんでき、箱のやり取りは毎日行われているそうです。

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他にも写真には収めていませんが、3階にあるスペシャルコレクションや、未整理の寄贈資料、北朝鮮出版資料、3年前に収集された館内でのみ利用可のManchuguo collectionなどを見せていただきました。

 

面白い資料としてはこんなものも。ゲーム資料です!

教員が研究のために購入したものを保管しているとのことで、蔵書検索もできるようになっています。ただし再生するためのゲーム機本体はありません…。

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今後ゲーム資料のカタログを取る機会があったら(あるかわかりませんが…)、こちらのレコードを参考にしようと思いました。

 

Sharonさんには、次の予定もありご多忙の中館内案内をしていただいたり、この後訪問することとなるLaw LibraryとFine Arts Libraryの方々にも当日繋いでいただき、大変お世話になりました。テクニカル部門の皆様にも、その場での急な質問に多く答えていただくこととなり大変ご面倒をおかけしましたが、発注からカタログまでの過程を詳細に知ることができた訪問、そしてインタビューでした。ありがとうございました。

 

さてさてまさかのハーバード大学図書館紹介は次回へ続きます。

いい加減、旅行をしてから時間が経っていて、記事をあげるのが遅くて申し訳ないのですが、もう少しだけお付き合いください!