ALA Annual 2017@シカゴその2
今日からついにALA Annual 2017に参加です!
ALA Annualは、アメリカの図書館界の年次会(総合展)で、アメリカ図書館界の最新のトレンドを各機関や企業によるセッションや展示会場、ALAの分科会のミーティング等で得ることができます。
日本でも図書館総合展はありますが、さすがアメリカ、規模の違いがスタバの列に現れてます…。
参加する企業や作家、ゲストスピーカーも豪華です。
今日はサラ・ジェシカ・パーカーがスピーチにきてたらしいです。
少しだけ話してすぐ帰ったみたいですが。
最終日の閉式スピーチはヒラリー・クリントンだそうで、アメリカ図書館界の立場がよくわかる人選だな思います。
さて会場に到着し、エスカレーターをのぼり受付へ。
今日はセッションをメインに、朝から以下の発表やディスカッションに参加してみました。
Students Lead the Library: A Showcase of Student Contributions to the Academic Library
Towson University、University of illinois Springfield、Westminster Colegeのライブラリアンによる学生を主体としたアクティビティ・プログラムのパネル発表。
Towson Universityで、学生/大学が作成した資料や学生の「声」のアーカイブを行っているというのは興味深かったです。
RDA Toolkit、2018年4月目標に新バージョンがリリース予定らしいですよ。(現行URLは2019年4月まで利用可だけど、新旧で完全に異なるものにするみたいです。)User Worksやトレーニングツールを加えたり、レファレンスや他のエレメントと関連性はよりわかる具体例がもうちょっと充実するとか。とりあえず今の色々なページに飛ばされる感が少しでも改善されるとよいと思います。
Elsevierの製品アップデートの話だったのですが、これは昼ご飯につられて話半分にきいてました。ごめんなさい。
とりあえずランチの様子だけでも…。
What Do You Need to Know? Learning and Knowing and Libraries in the Age of the Internet
GoogleのDaniel Russell氏による講演。"Informacy"(Literacy of Information)に関する一般のGoogleユーザーを対象としたが調査が色々と登場し、大学で働いている身としては、さすがに大学生でこれはないと思いたい…という結果も多かったですが、"リテラシー"の概念は変化し続けるというのが様々な具体例でよくわかる講演でした。
文化が変われば見方が変わる身近なリテラシーの例として顔文字/絵文字の読解が挙げられていたのは、まさに今異国の地で痛感しているところなのでした。
What Happens to the Library Catalog in the Age of Linked Data?
大学、公共図書館のライブラリアンによるLinked Dataとカタログのこれからについてのパネルディスカッション。パネルの前の、個々のショートイントロダクションのみ参加しました。特に、シェアカタログ時代、ディスカバリーツールの中の書誌レコードにおいて、Linked Dataをどう活かしていくかという内容だったのですが、日本語で聞いても私には理解するのが難しいと思われ、消化不良ぎみなので、スライドがあがったらあとでよく見返します…。
展示もちらっと覗いたのですが、また後日簡単にご紹介します。
一先ず初日はこんな感じでした。
夜は、私と同じくワシントン大学東アジア図書館で研修中の、韓国からのVisiting Librarianの方と一緒にシカゴピザ@Gioldano'sを食べてきました!
シカゴサラダとバッファローチキン。
シカゴ地ビールのGoose Island Green Line.
ペールエールで飲みやすいです。こってりしたピザにぴったり。
昨日、よっぽど一人でもシカゴピザを食べに行こうと思ったのですが、思いとどまって今日にしてよかったです。Smallですら2人でも食べきれないくらいのボリュームでした!
残った料理は持ち帰れるので、これで向こう2日は朝ごはんに困らなさそうです。