図書館紹介~ワシントン大学Health Sciences Library編~
今週もコレクションの整理を続けてます!
水曜日にUWにある図書館の一つ、Health Sciences Library(医学図書館)に行ってきたので、そのご報告です。
ちょうどシアトルでMedical Library Association Annual Conferenceがあり、会議に参加されていた方向けのライブラリーツアーに同行させてもらいました。
外観と入り口の写真は撮り損ねたのですが、
とても素晴らしい道案内動画があるのでこちらをどうぞご参照ください。
今回、私と同じく東アジア図書館に滞在している韓国からのVisiting Librarian2人と一緒にHSLに向かったのですが、3人で見事に道に迷いました。
隣に建つ病院棟に入ってしまい、何人かに道を尋ね、EALから10分の道のりを20分ほどかけてようやく辿り着きました。
↑の動画の存在に気づいていればよりスムーズに行けたことでしょう…。
さて館内の様子です。
図書館の入り口は3階、入って正面にInformation Deskがあります。
その横にはグループで学習できるエリア。
コースリザーブ。これは医学図書館ならではの光景!
コンピュータ・ラボ。
ミーティングテーブルの他、小さな教室が4部屋とPCヘルプデスクもあります。
一つ下の階(2階)には書架が。
キャンパス外にも書庫があるとのことですが、想像していた以上に館内に(特に)製本雑誌がある印象です。
図書もありますが、雑誌よりも少なく、書架も奥まった所にありました。
スタディエリア。
皆くつろいで勉強している風ですが、ホワイトボードには難解な英単語や数式がびっしり。
今回のツアー一押しのスポット、TRAIL。
TRAILはTranslational Research and Information Labの略です。
去年の11月にオープンしたばかりのラボで、HSL他、3機関の技術やツールを共同させ、研究の場を提供します。
部屋には6枚連結のモニターがあり、大スクリーンとして大勢でも利用できますし、個々に別のものを投影し、小グループでの活用も可能です。
使用例としては、VRを使用したレクチャーの紹介がありました。
4画面分にVR内で心臓を扱う映像を投影し、残り2画面に、VR体験中の学生の実際の動作を撮影した様子を投影し、観察できたりします。
あとこの椅子の座り心地がよかったです。可愛い。
HSLは2フロアしかなく、蔵書もHPによると16万札強冊ということで規模としては決して大きくはありませんが、館内は試験期なのもあるからか学生の姿も多く、授業も含め、よく利用されているようでした。
また、サービスとしては、HSの学生は24時間いつでも入館できるのに加え、Off Campusで利用できるonline chat helpも、同様に24時間いつでも使用可能です。
滞在中にせめてUWの図書館は全部回ってみたいですが、果たして…。
~おまけ~
高いとわかっていても食べたい衝動を抑えられず。$2.49!