アメリカ東海岸滞在記②~ニューヨーク編~
ニューヨークには13日夜~16日の早朝まで滞在していました。
シアトルの長閑さが恋しくなる久々の大都会。
こちらではコロンビア大学に訪問し東アジア図書館見学&インタビューさせていただいたほか、New York Public LibraryとNew York University Elmer Holmes Bobst Libraryをふらりと見学に行ってみました。
New York Public Library(Stephen A. Schwarzman Building)は1911年に一般公開されて後、今では世界中から年間100万人にのぼる訪問者を迎え入れています。
↑左右手前側に有名なライオン(Patience and Fortitude)がいますが、うまく撮影できず…残念。
ボザール様式の建築ということで、内装も建築様式も見るべきものが多々あります。こちらもLC同様Building Tourが無料で行われています。
図書館としてもちろん利用が可能ですし、歴史ある建築物は一つの観光スポットにもなっているため、今回見学に訪れた日もとにかく人の多さに圧倒されました。
閉館ぎりぎりに退館したのですが、この写真に写る入り口前の階段には人だかりが。
単なる見学者も多い中、閲覧席で読書をしたりPCで作業をしている利用者の姿もよくみられました。
こちらはNew York University のメインライブラリーとなるBobst Library。
東アジアコレクションを所有しているため訪問してみることとしましたが、アポはとらずに自主見学です。訪問者は入館ゲート手前の窓口で、ID(パスポート)を提示すると1日入館券をもらえます。
写真は外装&エントランスホールのみご紹介。
こちらの図書館はとにかくモダンさに圧倒されました。
今までアメリカで見てきた図書館は、比較的歴史ある建築物であるところも多く、ある意味新鮮な気持ちで館内を散策できました。
フィリップ・ジョンソンとリチャード・フォスター二人によってデザインされた建物は、金の装飾のきらびやかさがありつつも黒を基調とした重厚な雰囲気があり、館内の静寂さを保つ空間づくりがなされているように感じます。
現にCommonsスペースもあるのですが、一部改装中だったり学生が少ない時期なのもあるためか、利用者が使用できるLL2~10階どのフロアも本当に静かです。
東アジアコレクションは10階北側にあり、閲覧室はガラス張りのため、NYの街並みを一望できます。
部屋には中国語・韓国語・日本語の一般書及び参考図書が配架されており、西洋言語の東アジア関連資料は他の一般資料と同様に各フロアに、雑誌は雑誌でやはり西洋言語のものと同じ雑誌書架に配架されているようです。
さてさてニューヨークを離れたのちはYale大学を訪問すべくNew Havenへ移動し、その日のうちにBostonまでやってきました。
Bostonが東海岸への旅最後の地になるので、一先ず移動は無事に終わりほっとしています!
~おまけ~
NYでの図書館訪問前に、24時間運航のStaten Island行き無料フェリーで遠目に自由の女神を眺めてきました。
この後天気が崩れるという予報だったので生憎の空模様でしたが、ちょっとした気分転換にもなり気持ちよかったです。
夕焼けの自由の女神像がきれい、という話をききますが、朝方コーヒーを片手に眺めるNYの風景も、眠気覚ましによい気がします。